マリアナ海溝とは!知られざる内容について徹底解説!

BLOG 水中ドローン

マリアナ海溝とは!知られざる内容について徹底解説!

みなさんは、マリアナ海溝をご存知でしょうか。

私たちが「海」と聞くと、海水浴場や磯釣りなどがメジャーではないでしょうか。

また、スキューバーダイビングなどのマリンスポーツを思い描く方もいらっしゃるでしょう。

日本では、太平洋と日本海が近郊の海で知られています。

しかし、世界的なマクロな視点で海を捉えると非常に広大であることが分かります。

太平洋と大西洋を南北に分断して北太平洋・南太平洋・北大西洋・南大西洋・インド洋・北極海・南極海など、さまざまな名称で海は私たちに認知されています。

数ある海の中でも、マリアナ海溝は海において認知度の高い場所であると言えるのではないでしょうか。

本記事では、非常に有名なマリアナ海溝について徹底解説します。

マリアナ海溝とは

マリアナ海溝が有名である一番の理由は、「世界一深い海溝」として認知されているためです。

表現を変えると、地球すべての場所において地球の中心に最も近い場所であると言えるのです。

マリアナ海溝の場所は、北太平洋の西部に位置するマリアナ諸島の東沖に南東に大きく弧状として張り出し連なっている海溝です。

正確には、北西太平洋のマリアナ諸島の東、北緯11度21分、東経142度12分の場所に位置します。

マリアナ諸島は、名前からも連想できるように小さな島々が点在する場所であり、所属する国はアメリカ合衆国に該当します。

長さ約2,550キロメートル、幅は平均70キロメートルとなっています。

なお、幅は一様ではなく広い部分においては150キロメートルを超える幅となっています。

海自身は43億年前に誕生したとされていますが、マリアナ海溝が誕生したのは約5,000年前だとされています。

これは、研究者たちの間において統一見解とされており、確証を得たのはマリアナ海溝にて約5,000年前に誕生したとされる岩石が発見されたことに起因します。

なお、マリアナ海溝において発見された年代の岩石は、日本近海である小笠原海溝でも確認されています。

マリアナ海溝の岩石は海中深い地球の中心部に近いところで確認されていますが、同様の岩石が小笠原海溝でも確認されているということは、マリアナ海溝のプレートは日本の近海まで連続性を持って続いているということです。

このことから、マリアナ海溝とは太平洋プレートの一部だと判明しているのです。

このように、地球ではたくさんの海洋プレートが存在している海底として位置付けられていますが、地球という1つの概念として世界が繋がっていることが分かる事象であると言えます。

マリアナ海溝の深さの秘密について

世界で最も深い海溝として知られているマリアナ海溝ですが、具体的にどれほどの深さなのでしょうか。

マリアナ海溝は、長さ約2,550キロメートル、幅は平均70キロメートルとなっています。

そのため、広大な大きさを誇るマリアナ海溝は全てが世界一の深さを誇っているわけではありません。

延長約2,550キロメートルの内、最も深いとされているのがチャレンジャー海淵です。

その深さはなんと、10,911メートルとされています。

なお、世界で最も深い海溝として知られているマリアナ海溝は、現在においても全容が解明されていません。

非常に謎多き場所とされていることから、最も深い場所は現在調査済みであるチャレンジャー海溝の10,911メートルなのです。

そのことから、現在に至るまでにたくさんの国々が調査隊を構成して探索調査を実施していますが、あくまで現在の最新調査結果が水深10,911メートルとして公表されています。

従って、今後の調査進捗によっては水深10,911メートルが更新されることもあるかもしれないということです。

一方、地上に目を向けて見ると世界で最も高い山として認知されているヒマラヤ山脈に該当するエベレストでは、標高8,848メートルとなっています。

このことから、地上と海下で比較すると海下の方が深さ(高さ)がある自然の作りだと言えるのです。

マリアナ海溝の調査について

マリアナ海溝の調査について

マリアナ海溝は世界で最も深い海溝として認知されていますので、たくさんの国々が調査を行っていることから、長い歴史があります。

そのため、マリアナ海溝の調査を実施する機関は一大プロジェクトとして動き出すこととなるのです。

一番最初にマリアナ海溝の調査が実施されたのは今から約150年前の1870年代です。

当時は、日本・ソ連・アメリカ合衆国が調査を実施しました。

当時の科学技術は今ほど進歩していなかったこともあり、具体的な調査方法は重りを設置したケーブルを海底まで投下して、ケーブル延長の測定および反響音波の測定などが主たる調査方法でした。

1900年代の後半頃となると、調査の様相も一変します。

この時代では、無人探査機を積極的に活用した調査方法を採用していました。

しかし、無人探査機による調査では判明しない事実もありますので、有人調査機による調査の必要性も唱えられていました。

それらの背景もあり、1960年においてアメリカ合衆国が有人による潜水艇を使用した海底調査に挑んだのです。

本調査時に確認された水深が、10,911 mだったとされています。

これまでの歴史上、それほどの水深に人類が達したことはなく、有人による潜水艇に乗り込んでいた調査員が視認したとされる深海の世界は、私たちの想像をはるか絵に越える未知の生物が数多く存在していたとされています。

上述したように、マリアナ海溝の最深部調査は深い海溝であることから、有人調査では安全性が担保されないことが懸念されていましたので、無人探査機での調査が主たる方法として確立されていました。

人類による度重なる調査により、徐々に深海の様子が解明されてきました。

2012年には、ジェームス・キャメロン監督がマリアナ海溝の調査に乗り出したとして話題を呼びました。

ちなみに、ジェームス・キャメロン監督とはターミネーターおよびアバターといった誰もが知っている有名な映画を世に送り出した監督です。

しかも、ジェームス・キャメロン監督は有人探査機を使用して自身の手で操縦したというのですから驚きです。

彼は、本調査において約2時間を要して水深10,898mの深みへと到達しました。

なお、日本においては海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市)の深海調査研究船「かいれい」(4517トン)が、老朽化のため2022年2月1日に引退しました。

1998年に、世界で最も深いマリアナ海溝のチャレンジャー海淵の水深10,890メートルに潜った無人探査機「かいこう」の支援母船を担ったなど、24年間にわたって海底地形調査や地層探査、海底たい積物の採取の際に使用されていました。

「かいれい」は1997年竣工され、2008年には搭載した大深度小型無人探査機「ABISMO」が世界で初めて、マリアナ海溝の水深10,350メートルの海底から海水や泥を採取したことでも有名です。

2011年に、東日本大震災の震源域で測深機を用いた海底地形調査を行い、海底地形が横に約50メートル、上部に約7メートルずれたことを確認したほか、2017年にはマリアナ海溝の水深8,178メートルで魚類の世界最深映像記録を更新しました。

このように、マリアナ海溝の調査は現在進行形で実施されているのです。

マリアナ海溝の現状について

マリアナ海溝が世界で最も深い海溝であることから、ほとんどの人間は足を踏み入れたことがありません。

まさに、前人未到の秘境であると言える場所なのです。

そのことから、人の介入を全く受けていない場所であるため非常にキレイな環境であると考えている人は多いのではないでしょうか。

しかし、マリアナ海溝最深部の海底とは神秘的でキレイなものではなく、人間の大きな影響を受けて汚染が進んでいるのです。

これまでに無人探査機などを使用してマリアナ海溝の調査が幾度となく実施されていますが、近年で実施しされた調査結果では、驚くことに中国で最も汚染されている川と比較して50倍もの汚染物質が堆積していることが判明したのです。

また、判明した汚染物質の多くは過去に使用禁止とされている、人工的に製造された化学物質だったのです。

このように、人類が安易に足を踏み入れることができないマリアナ海溝の深海であったとしても汚染が進んでいる現状がありますので、SDGSなど環境配慮に努めなければなりません。

マリアナ海溝と地震との関連性について

マリアナ海溝と地震との関連性について

マリアナ海溝は、フィリピンプレートと太平洋プレートの間に位置しています。

太平洋プレートは本境界の南東側に位置し、フィリピンプレートは本境界の北西側に位置します。

プレートとは地球上に存在しているものであり、絶えず活動しています。

具体的には、プレートとは長い年月をかけて少しずつ動いているのです。

太平洋プレートおよびフィリピンプレートは、2つとも北西側に動いています。

なお、太平洋プレートとフィリピンプレートの動くスピードには違いが見られ、太平洋プレートの方が速く動く性質を持っています。

そのため、移動速度が速い側である太平洋プレートがフィリピンプレートの七に沈み込む現象が発生しているのです。

これらの現象により、圧縮力がかかりながらプレート同士が接近している収束型境界を生み出しています。

このように、太平洋プレートがフィリピンプレートの下へと入り込むことで、マリアナ海溝に沈み込み帯が発生する原理となります。

太平洋プレートとフィリピンプレートが衝突することで、湾曲したプレートの境界に沿う形で多種多様な速度で発生します。

また、太平洋プレートがフィリピンプレートの下に沈み込むためには軋轢が生じることからスムーズに沈み込むことができません。

上述した、速度の違いとスムーズな沈み込みの困難性が重なることによってプレートの境界付近で地震が多発するようになるのです。

また、プレートが沈み込むことによって発生するひずみは長い年月をかけて蓄積されます。

蓄積されたひずみはとある拍子に元に戻ろうとしますので、数ミリから数メートル単位で動くことがあります。

これらの地殻変動は地上にまで地震波として伝わることがあるため、影響は大きいと言えるでしょう。

マリアナ海溝における地震のメカニズムは上述したとおりです。

これまでは、マリアナ海溝にあるプレートのひずみによって、大きな地震は発生しないと考えられてきました。

理由としては、マリアナ海溝の沈み込み帯は安定性が高いことで定評があったため、大きなゆがみが生じることはないと考えられていたからです。

しかし、2004年のスマトラ沖島地震および2011年の東北地方太平洋沖地震の発生には、大きな共通点がありました。

それは、マリアナ海溝と酷似した海溝が震源となっていたのです。

これらの事実から、現在においてはマリアナ海溝においても巨大地震の発生源となる可能性が懸念されるようになっています。

マリアナ海溝の光について

マリアナ海溝の光について

上述したように、マリアナ海溝は世界で最も深い水深を誇っている場所であり、現在で確認されているのは10,911メートルとなっています。

地球には、太陽から常に発せられている光が降り注いでいます。

正確には、光の形として電磁波エネルギーが地球上に降り注いでいると言えるのです。

太陽が常に発している電磁波は、波長2ナノメートルのX線から波長10メートルの電波まで広範多岐に亘ります。

太陽の光とは、私たちの目に見えるようになっているものもあり、それが地表で最も強い強度として届けられている波長500ナノメートル前後に設定されている可視光なのです。

地球は太陽からさまざまな恩恵を受けていますが、それらのエネルギーは太陽定数と称されており、1cm2あたり1分間に約2カロリーのエネルギーに換算されます。

そのため、1m2あたりで1.4キロワットのエネルギーに相当し、目安としては電気ストーブ程度であると言えるでしょう。

大気には吸収効果がありますので、地表面においては上述したエネルギー数値より小さくなってしまいますが、太陽が地球にとって大きな影響を与えていることは間違いないのです。

このように、地球に対して非常に大きな影響を与えている太陽の光ですが、世界で最も深いとされるマリアナ海溝に対してはどのような影響を与えているのでしょうか。

一般的なイメージとしては、マリアナ諸島にはリゾート地が多く存在していることでも有名であり、リゾート地の海は太陽のきらめきを反射しながら透明度の高いとてもキレイな水質をしています。

そのため、海に太陽の光が降り注いでキラキラとした情景になっているところをイメージされるのではないでしょうか。

しかし、太陽光が地球に与える影響が大きいとは言え、遥か深海にまで太陽光の影響を及ぼしているかというとそうではありません。

意外かもしれませんが、海中において水深1,000メートルに達すると太陽の光は一切届くことはありません。

マリアナ海溝の現在における最深部である、10,911メートルともなれば、そこは漆黒の世界と表現しても語弊はないでしょう。

私たちの時間感覚において、24時間365日が漆黒の世界として存在しているのです。

また、太陽の光の恩恵の1つである、温かみも享受することはできません。

マリアナ海溝の海底部における水温は、1度から4度程度とされています。

漆黒の世界において極低温が保たれている環境は、過酷を極めていると言えるでしょう。

マリアナ海溝の水圧について

マリアナ海溝の水圧について

マリアナ海溝の水深が、現在において一番深いとされているのは10,911メートルであることは上述したとおりです。

その環境において、ことさら意識しなければいけない自然現象が「水圧」です。

私たちが日常的に生活している限りでは、あまり水圧を意識することはないでしょう。

しかし、水圧という自然現象がマリアナ海溝の水深10,911メートルの場所ではどのように作用しているのかは調査時においても非常に重要な項目となるため、意識しなければなりません。

水深10,911メートルの水深において、常に発生している水圧は1平方cmあたり1トン以上の強大な力がかかっています。

分かりやすい表現としては、人間の小指の先端に常に1トンの荷重がかかっているということです。

1つの事例を挙げると、カップラーメンの容器を水深2,500メートル付近まで持って行くと、水圧がかかった結果、容器は半分以下の大きさに圧縮されてしまうのです。

これらの事実を考慮すると、スキューバダイビングなどの生身でマリアナ海溝の最深部まで到達することは、事実上付加魔卯であると言えます。

水圧が私たち人間に対して及ぼす影響は非常に大きく、命にすらかかわってしまうのです。

これらの事実があり、有人探査機での調査とは非常にリスクが高いことから、マリアナ海溝最深部の調査は現在においても無人探査機で行われているのが主流となっているのです。

なお、過去には有人探査機で調査を実施した経過もありますが、最初の調査時における報告として水圧で窓に亀裂が発生したとされています。

それほど危険な場所に赴いての調査であることから、現在までにわずか3人しか有人探査機でマリアナ海溝に挑んだ人はいないのです。

マリアナ海溝の音について

マリアナ海溝最深部である10,911メートルでは、音に対しても調査が進んでいます。

それだけの深海であるのであれば、音などは全く発生していないと考える人が多いのではないでしょうか。

しかし、これまでの調査によって意外かもしれませんが、マリアナ海溝最深部は無音できないことが判明しています。

これまでに幾度となくマリアナ海溝の調査は実施されていますが、音に関する調査結果も報告されています。

これまでの調査結果の内、2014年に実施された調査に伴う報告は珍しいものでした。

具体的には、観測された音とは、わずか3秒程度発生したものでした。

観測した音は、解析することによって周波数を調べることができます。

その音の周波数は、38ヘルツの低温であり、唸り声のような音であったと報告されています。

また、7.5キロヘルツの金属音のような音も確認できたのです。

解析および分析した結果、本調査時に確認できた音はクジラが発した音ではないかとされていますが、実際に周辺でクジラを確認したわけではありませんので、その真偽のほどは定かではありません。

このように、マリアナ海溝最深部では私たちの科学では解明できていない事象がたくさんあることから、まだまだ解明されていない未知の領域であると言えるのです。

マリアナ海溝の生物について

マリアナ海溝の生物について

マリアナ海溝最深部である10,911メートルでは、そこに住んでいる生物も非常に特色があります。

私たちが普段は目にすることができない生物もたくさん住んでおり、これまでの調査では新発見となる生物も多数報告されています。

ここからは、マリアナ海溝のさまざまな生物について解説します。

マリアナスネイルフィッシュ

マリアナスネイルフィッシュは、シンカイクサウオの1種として報告されています。

マリアナ海溝最深部ではありませんが、約8,000メートル程度の水深で生息しています。

シンカイクサウオの特徴としては、体の周辺はゼリー状で構成されているため極めて柔らかく、鱗がないのです。

色合いは白色系統であり、少々膨れたお腹と身体の前半分は魚に見えます。

一方、身体の後半分はウナギと酷似したヒレが特徴的でありゆらゆらと泳ぎます。

魚には、体内において浸透圧を海水より低く保つ調整機能が備わっており、これがあることによって海中においても水圧で潰されることなく生命活動を維持できるのです。

マリアナ海溝の水深8,000メートル付近の海水温は極めて低温ですが、クサウオは元来より寒冷である海および低水温の深海に生息している魚ですので、低水温に対する耐久性は持ち合わせています。

しかし、マリアナ海溝の水深8,000メートルの水圧に耐えられるかというと微妙なようです。

そのため、海洋関連の研究者たちは、本事例を受けて水深8,000メートル付近が、魚類の生息地帯としては限界領域だと考えているようです。

カイコウオオソコエビ

カイコウオオソコエビは、マリアナ海溝の水深6,000メートル程度の位置に生息しているヨコエビの1種です。

上述したとおり、太陽の光は水深1,000メートル程度までしか届くことはありませんので、水深6,000メートルクラスであってもそこは漆黒の世界となっています。

そこに、水深に比例する凶悪な水圧がかかりますので、その環境は過酷を極めていると言えるでしょう。

そのような環境下では、物理的に光合成を行うことができませんので必然的にプランクトンが存在しないのです。

研究者の間では、プランクトンが存在しない深海において生物の存在は極めて困難であるとの見解でしたが、カイコウオオソコエビはそれらの過酷な環境下において適応しているということで驚かれました。

カイコウオオソコエビもヨコエビの1種ですが、一般的なヨコエビは最大1センチ程度の体長です。

しかし、カイコウオオソコエビは4センチ程度の大きさであったことから、一般的な横江美よりも大きく成長していることにも驚きを隠せなかったのです。

クラゲ

マリアナ海溝には、一般的な海で良く見かけることができるクラゲも生息しています。

マリアナ海溝の深海に生息しているクラゲは、「マリアナ海溝で最も美しい生物」として認知されています。

そのように賞さされる所以とは、マリアナ海溝深海のクラゲは自身の身体を発光させているのです。

アメリカ合衆国が無人探査機を利用して調査した際、水深3,700メートル付近で確認された新種のクラゲだったのです。

調査した結果、ヒドロクラゲの1種とされています。

水深3,700メートル付近は太陽の光が到達することができない領域であることから、漆黒の世界で構成されています。

太陽の光が一切届かない暗闇において、このように鮮やかに光るクラゲは非常に神秘的であると言えるでしょう。

クセノフィオフォラ

マリアナ海溝最深部は、私たち人類が未だに解明できていないことが多い場所となっています。

それは、そこに住まう生物についても同様です。

これまでの調査によって、未知の生物として発見されたの1つとしてクセノフィオフィラが挙げられます。

私たちが「深海の生物」と聞くと、魚類および甲殻類のような活発に動いている生物をイメージするのではないでしょうか。

しかし、クセノフィオフィラはそのイメージとは真逆の全く動かない生物なのです。

クセノフィオフィラは、単細胞生物に該当します。

体長約10センチ程度から20センチ程度まで個体差があります。

マリアナ海溝の深いところに生息する生物も同様ですが、水深深くに生息している生物の研究とは極めて難しいとされています。

その理由は、光・水圧・水温などのあらゆる側面が極めて過酷である深海で生命活動が維持できるように進化しているからです。

そのため、逆に地上の恵まれた環境下ではそれらの生物の生命活動が維持できないのです。

それに加えて、クセノフィオフィラは外的要因などに対して非常に弱く壊れやすかったため、研究難度がより一層高かったとされています。

クセノフィオフィラの生息地は、マリアナ海溝の現在の最深部である水深約10,000メートル付近となっています。

クセノフィオフィラは単細胞生物ですので、10センチから20センチ程度のサイズ感を考慮すると細胞の大きさは、1000億以上の人間の細胞の大きさを有していることとなるのです。

なお、クセノフィオフィラは海底で全く動きませんので汚れ・動物の死骸・岩・ミネラルが自身の付近に来るのをじっと待って捕食します。

また、糞でできたセメントおよび動物の死骸から取れる皮などを利用して自身の身体を覆って生命活動を維持しているのです。

さらに、クセノフィオフィラは放射能を自身で発生させることができる生物としても注目を集めています。

マリアナ海溝のまだ見ぬ生物について

マリアナ海溝のまだ見ぬ生物について

みなさんは、メガロドンと言う生物をご存知でしょうか。

映画である、MEGザ・モンスターにも登場する生物としてご存知の方もいるでしょう。

なお、メガロドンとは架空の生物ではありません。

今から約2,300年前から360年前に生息していたとされる、既に絶滅したとされているサメなのです。

メガロドンの大きさは非常に大きく、体長18メートル・重さ48トンにまで成長すると言われています。

また、その背びれは約1.62メートルとされていますので、人間の大きさと変わらない背びれがあるということです。

現代において地球上に存在する最大級の生物はシロナガスクジラだとされており、体長33メートルとなっています。

シロナガスクジラの半分以上の大崎を有しているメガロドンが、如何に大きなサメであるかが窺い知れるのではないでしょうか。

メガロドンは軟骨生物に該当しますので、現代においては歯のみが化石として確認されています。

そのため、上述した体長約18メートルとは現代において生息しているサメと比較することで算出されたものなのです。

メガロドンは、今から約600万年前から200万年前に絶滅したとされる説が有力です。

絶滅理由としては、これまでの気候変動によって海水温が著しく低下したことに伴って環境変化に追随することができなかったのではないかとされています。

もしくは、ホオジロザメとの共存戦争に敗北したのではないかと言われています。

上述したように、絶滅した理由としては2つが有力であるとされていますが、仮説の域は出ておらず確定されてはいません。

そのため、未だにどこかの海域において生息しているのではないかと考えている人も多いのです。

生存を裏付ける情報としては、過去にケープタウンにおいて巨大なサメの背びれと尾びれが発見された事実があります。

また、2013年に南アフリカ沖においてクジラを巨大なサメが襲っているとの目撃情報がありました。

これらの事実があることから、現在においても全容が解明されていないマリアナ海溝にメガロドンが生息しているのではないかと考えている人が多いのです。

まとめ

ここまで、非常に有名なマリアナ海溝について徹底解説します。

マリアナ海溝というフレーズを耳にすることはあっても、詳しい知識を持っていない人が多かったのではないでしょうか。

海水浴やマリンレジャーなどでしか海に接する機会がない人にとって、マリアナ海溝とは非常に奥が深いものであったのではないでしょうか。

現在において解明されているマリアナ海溝の最深部とは、10,911メートルとなっています。

しかし、この調査結果も今後の調査によって記録が塗り替えられる可能性を秘めているのです。

また、マリアナ海溝最深部では水圧・光・温度などが地上と比較すると過酷な環境下であると言えます。

その過酷な環境下において生態系を維持している生物も非常に謎に満ちているものが多く、私たちが未だ発見することができていない未知の生物もたくさんいるでしょう。

まだまだ全容が解明されていないマリアナ海溝は、これからも人類の手によって調査が進められてあらゆる事実が解明されていくのです。

謎多き神秘的な場所であるマリアナ海溝については、今後の動向についても注視するべき価値があると言えるのではないでしょうか。

ブログランキングに挑戦中!
こちら↓↓↓をクリックで
応援よろしくお願いします。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

水中ドローン専門Rov-Funスタッフ

2016年に興味本位で水中ドローンを購入し、そこからドはまり。2018年からBlueROV2の販売店になり、壊しては直しの繰り返し。年中、BlueROV2を使い全国水中調査で活動しています。

-BLOG, 水中ドローン