DJIの機体を使って自動航行する場合に便利なアプリ「DJI GS PRO」の使い方をご説明します。
下記の方法は測量などで使う方法になります。
「DJI GS PRO」は様々な自動飛行が可能になりますが、この説明では計測に限定してご説明します。
DJIアカウントでログインする
予め作成したDJIのアカウント情報を入力して《ログイン》をタップしてください。
ミッションリストをタップする
メイン画面が表示されます。画面左下のある《ミッションリスト》をタップします。
上部タブにある《フライトログ》をタップすると、これまでの飛行ログが表示されます。
ミッションを作成する
ミッション作成画面へ移動しました。画面左下にある《青+》ボタンをタップします。
新規ミッションのモード選択画面が表示されます。《計測撮影領域モード》をタップします。
《地図上指定》をタップしてください。
飛行領域を作成する
飛行領域の作成画面へ移動しました。地図上の測量したい領域をタップすると4つのウェイポイントがある正方形の枠が表示されます。
各ウェイポイントをスワイプして計測したい領域を作成します。
飛行領域が完成しました。
複雑な面積の領域に変更する
各ウェイポイント上を長押ししたままスワイプさせると、新たなウェイポイントが作成されより複雑な領域を作成できます。
このように、多角形の領域が作成されました。
パラメーターの基本設定をする
画面右側にはミッションのパラメーター設定画面が表示されています。
飛行領域の面積、距離、コース数等、作成した飛行領域に対して自動的に計算してくれます。
基本設定を行う
基本設定を行います。
- カメラモデル:Phantom 4 Pro camera(使用する機体を選びます。)
- カメラ方向:コースと平行
- 撮影モード:等時間間隔で撮影
- 飛行経路生成モード:区域内モードorスキャンモード
- 飛行高度:5m~の間で設定する
- 解像度:高度を調整し適正な解像度にする
飛行速度および高度、各項目の横にある数値をタップすることで微調整ができます。
飛行経路生成モードについて
基本設定にある飛行経路生成モードでは、《スキャンモード》と《区域内モード》があります。
飛行経路は緑ラインで表示されます。区域内モードでは作成した区域内を飛行させ計測しますが…
パラメーターの詳細設定をする
今度は飛行領域に合わせて、パラメーターの詳細設定を行います。
- 飛行経路上のオバーラップ率:10~99%の間で設定する。(推奨:80~90%)
- 飛行経路間の画像オバーラップ率:10~99%の間で設定する。(推奨:60~75%)
- コースアングル:0~360℃の範囲で設定する。
- マージン:飛行領域を制御するための領域マージンの拡大および縮小を設定する。
- ジンバルピッチ:ウェイポイントでのジンバルピッチ角を設定する。(真俯瞰の場合は-90°)
- ミッション完了時動作:計測後の機体の動作を設定する。(推奨:ホバリングor自動帰還)
全ての調整が終わり、再度確認をしたら設定完了です。
飛行準備を行う
画面右上部にある飛行機ボタンをタップしてください。
画面中央に機体状況やバッテリー、SDカード接続の有無など確認事項が表示されます。エラーは下記のように表示されます。
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